妊活

私達夫婦が妊活を始めたタイミングと実際にかかった費用をまとめてみました!

こんにちは せんり といいます。

今回は私達夫婦が実際に取り組んでいる「妊活」「不妊治療」について書いていきます。

私達がどうして不妊治療をすることになったのか、

その経緯、不妊治療では実際に何が行われるのか、リアルな苦悩と感想。

不妊治療とはどんな治療をして、どれくらいの費用と時間がかかってくるのか。

あくまで私達夫婦の場合ですので、全く違った形での不妊治療をされている方や、方針の違う方もいると思いますが、

これから不妊治療をしようと思っている方や、

既に不妊治療をされていて、他の夫婦はどんな治療を受けているのか気になる方の参考になるようになるべくリアルな数字や詳細まで書いていきます。

目次

私達夫婦の不妊治療におけるスペック

妻 せんり

年齢  30歳

仕事  正社員 フルタイム

休日 シフト制でバラバラ

症状  多嚢胞性卵巣症候群

年齢  30歳

仕事  正社員 フルタイム

休日  土日

症状  異常なし

 

不妊治療の以前に行っていた病気の治療期間

2019年5月から2020年2月まで

不妊治療を始めた時期

2020年2月から2021年3月(2021年3月現在 継続中)

不妊治療している期間

1年1ヶ月(2021年3月現在 継続中)

不妊治療に関するお金の話

いきなりお金の話になりますが、大切なことなのではじめにまとめていきます!

それぞれの病院や使っている薬や行った検査によって変わってくると思いますが 私が実際に払った金額で計算しています。

厳密には毎回金額が違いますが、(初診料や再診料、処方箋料、体調によって注射の種類が変わったり等)

その場合は月毎に計算し、平均値をとってよりリアルな数字になることを心がけました。

あくまで私の場合ですので参考までに

病院へ行く頻度(1ヶ月) 治療費(1回) 薬(1ヶ月) 期間 合計
病気の治療期間 1回 約3,000円 355円 12ヶ月 40,300円
プレ妊活期間 2回〜3回 10ヶ月 84,000円
タイミング法での妊活期間 4回 約3,500円 1,045円 12ヶ月 180,000円
その他検査代 約22,000円 22,000円
人工授精での妊活期間 4回〜5回 約3,500円 1,045円 2ヶ月 17,000円
人工授精の費用 19,000円 2回 38000円
合計 約381,300円

1月の病院に行く頻度が身体の状態によって変わる場合もありますので、あくまで概算にはなりますが、

私の場合は全期間合計で約38万円かかっています。

現在も不妊治療は継続中ですので今後ももっとお金はかかって来ますし、

もし体外受精に挑戦することになれば、100万円単位になってくるという話も聞きますので、

不妊治療は精神的にも金銭的にも辛いものですよね。。

私が妊娠しにくい身体になってしまった経緯

まずは私の20代働き方の話をします。

そんなの関係ある?と思った方もいると思いますが、私が妊娠しづらい身体になってしまった原因でもありますので少しお付き合いください。

私の職種は専門職で、新入社員の頃からずっと激務で働いてきました

1日に15時間くらいは平気で働き、休憩もろくに取れないというような働き方をしていました。

休日も返上で働いていました。

私には自分の仕事の先に夢がありますので、その働き方でも苦ではなく、成長の機会を逃してはいけないと必死で食らいつき働いていました。

自分の気持ちはそれで良くても、身体は悲鳴を上げていたのでしょう。

そんな働き方をしていた22歳〜27歳までの期間は、3ヶ月から半年に一度の頻度で生理がくるというような感じでした。

それも病院に行くべきとは感じずに、

せんり
まあたまに生理きてるし、大丈夫でしょ

とか思っていました。

そんな訳はないんですよね。。

もし、これを読んでいてくださっている方で、生理不順の方がいましたらすぐに産婦人科に行くことをオススメします!

病気に行くことになったキッカケ

当時の彼氏(今の夫です)と付き合い始めて数ヶ月の頃、

旦那
あれ、せんりちゃん。この前はいつ生理がきた?
んー?3ヶ月くらいまえかな?
せんり
旦那
え?!それ大丈夫?妊娠してるんじゃないの?
いや、いつもそんなかんじだし、大丈夫
せんり
旦那
ちょっと待って!それは大丈夫じゃない。
旦那
せんりの身体が心配だから、すぐに病院に行ってください。

ということがあり、

せんり
心配かけるのも良くないかな、、

これを機に原因をはっきりさせるべきかもしれないと思い、

軽い気持ちでネットで病院を探して、良さそうな大きな病院を予約しました。

病気の発覚

初めての産婦人科へ

産婦人科には本当にたくさんの妊婦さんや、お母さん達でかなりの混んでいました。

予約をしたにもかかわらず、3時間待ち、診察に呼ばれ、症状を伝えました。

血液検査をして、卵巣のエコーをしました。

Dr
子宮は綺麗です、卵巣に卵子が溜まっているみたいので

血液検査をします。来週また来てください

と言われました。

今では何も感じなくなっていますが、私はこの時に始めて、あの診察椅子に座ったので、

恥ずかしさと、屈辱的みたいな気持ちになったのを覚えています。

頭の中では、卵巣に卵子が溜まっているって何?と思いましたが、

来週に検査結果が出ると言われたので、

大人しく待ってから質問しようと思い、その日はそのまま帰りました。

そして、1週間後、、。

この時診察してくださったのは院長先生だったので、良く覚えています。

血液検査の結果をもとに、多嚢胞性卵巣症候群という病気であることが判明しました。

そして、卵巣のエコーで、

Dr
これは、完全に多嚢胞性卵巣症候群だね。

といわれました。

そして、先生から色々と説明がありましたが、

・ホルモン値がよくなるまで、を処方して、自然に毎月排卵するように促す

・多卵生卵巣は確かに妊娠しにくいと言われているけど、卵子がたくさんあるので、逆に体外受精なら有利に働く。

・妊娠希望するなら、双子や三つ子が生まれる可能性が高くなる

 

とりあえず先生のおっしゃった 妊娠しにくい

という言葉が私には大変ショックだったのを覚えています。

家に帰ってから彼(現在の夫)に電話をし、結果を伝えました。

せんり
多卵生卵巣症候群ってやつだった。
え?それ大丈夫なの?
旦那
せんり
一通りの説明。
せんり
妊娠しにくいっていわれた、ごめんね。
謝らないで。今原因がわかってよかったよ。治療することができるし、対策できるから。
旦那

もちろん、結果を伝えることで気持ちが離れてしまう可能性もあるので、怖い気持ちもありましたが、

伝えてよかったとおもいました。

そして、そこからは多卵生卵巣症候群の治療がはじまりました。

Dr
妊娠の意思はありますか?
将来的には子供は欲しいと思っていますが、今のところは無いです
せんり

治療はそんなに難しいことはなく、

週に一度決まった時間に薬をのんで、

月に一度の頻度で、血液検査のと排卵できているかどうかのチェックの為に病院にいきます。

プレ不妊治療スタート

その後同棲を始めた日にプロポーズ を受けて私達は婚約しました

婚約してから初めて病院に行った日に、

せんり
妊娠したくなったら、早く始めたほうがいいとかありますか?
年齢的に焦ることはないから妊娠希望になった時に言ってくれれば大丈夫ですよ
Dr

と言われてホッとした事を覚えています。

この頃までは先生に伝えれば、数ヶ月で妊娠できると思っていました。

婚約したことで、きちんと排卵しているか毎回確認しておきましょうと言うことになり、

薬や治療方針は変わりませんでしたが、排卵日の前後で病院に行く頻度が増えました。

その治療法を婚約から結婚式まで続けました。

本格的に妊活スタート タイミング法

結婚式も無事に終わり自然の流れで妊活を始めることになりました。

私も夫もいづれは子供が欲しいと思っていました。

今の治療を続けながら、妊娠を希望するステージに入りたい事を先生に伝えました。

そこからタイミング法での妊活をスタートしたわけですが、

まだ私はこの時も妊活をしていると言う実感も、妊活をスタートする決断をしたと言う自覚もありませんでした。

どちらにせよ多卵生卵巣症候群の治療は続けなくてはならないので、ステージが変わったことを先生に伝えておけば大丈夫と考えていました。

二人の時間も楽しみたいし、今すぐに子供が欲しいと思っていた訳ではありませんでした。

(タイミング法の具体的な治療についてはまた後日まとめてアップします)

その後は

産婦人科の別館である不妊治療専用病院での治療に移行することになりました。

別館に移ってからは、妊娠できる状態なのかを調べる為に

・風疹の予防接種  3,500円

・子宮がん検診  1,000 円

・卵管造影検査  8,900 円

・フューナーテスト 8,630 円

を全てうけました。

一度に全て受けたわけではなく、タイミング法と並行して、

行くたびに一つの検査を受けていくという感じでした。

もちろん基礎体温も測り、食生活を正して規則正しい生活を送るように言われました。

先生からはタイミング法は6回くらい試してみて、効果がでなければ人工授精へステップアップをすることを勧められました。

タイミング法をスタートした時は、こんなにすぐに子供ができたらどうしようと思っていました。

仕事での更なるキャリアアップを諦められずにいたからです。

ただ、そんな簡単な話しではありませんでした。

幸いにも夫は不妊治療に協力的であり、なんでも一緒に乗り越えていこうという考え方の持ち主ですので、

タイミングが取れないとか協力してもらえないとか、そういうことはありせんでしたが、

排卵日が終わるたびに期待をし、

生理の始まりは着床出血では無いかと思ってみたり、

下腹部に違和感があれば妊娠できたかも!とテンションがあがったり。

そして生理来てリセットするたびに期待した分の落差でショックを受け、泣いていました。

同時に夫への申し訳ないと言う想いもありました。

フューナーテストでも、夫は以上なし。それどころか先生からすごく褒められる結果でしたので、

原因が100%私であるということはわかっていました。自分を責め続けていました。

ただ、ステップアップをすることを決断できずに、当初は6回の予定だったタイミング法を12回行いました。

 

人工受精スタート

不妊治療から開始から一年がたち、私達夫婦も不妊治療に疲れて来ていました。

このまま続けてても結果が出るかわからないし、消耗するだけかもしれない。

人工受精に変えれば、妊娠の可能性は少し上がります。

(人工授精の具体的な治療についても後日まとめてアップします)

せんり
人工受精に変えようかな、どう思う?
せんりの負担が大丈夫なら、僕はトライしてみたいと思う。
旦那

ということでしたので、人工受精にトライする事にしました。

今までより更に病院に行く頻度は増え、金銭的負担も多くなります。

初めての人工受精で妊娠することはできず、

先日2度目の体外受精を受けました。

半年に一度の卵管の通水検査も受けています。

人工授精に切り替えてからも、体調をみながらタイミング法を併用しています。

まとめ

今現在も不妊治癒を続けていますが、不妊治療は精神的にも金銭的にもとても辛く、

頑張っていても結果は出ないし、終わりも見えない為に

今まで何度も心が折れてしまいそうになることがありました。

その度に泣いたり、怒ったり、夫の八つ当たりしてしまったりと、本当の反省することばかりです。

辛いことは多くありますが、私の不妊治療に対する一番のモチベーションは

夫をパパにしてあげたい。という気持ちです。

気持ちの面や、不妊治療に対する夫婦の考え方や関係性等

その他の細かい話も次回まとめていけたらと思います。

この記事が不妊治療で苦しんでいる方や、これから不妊治療を始めようかと思っている方々の助けになれたなら嬉しく思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

せんり

1990年生まれ 関西在住 2019年にアメリカ人と結婚。 今は仕事を続けながら 優しい旦那様と妊活をしています 実際の経験をもとに国際結婚と妊活のリアルなお悩みと体験談を発信していきます。

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