国際結婚

国際結婚を失敗しないためのチェックリスト8選-インタビューと体験談

こんにちは せんり です

悩む人
国際結婚を考えているけど、失敗したくない

国際結婚の実際の失敗例を知りたい国際結婚する前にどんなことが必要か知りたい

この記事を読んだらわかる事

国際結婚に踏み出す前にチェックしたいポイントがわかる

国際結婚に向けた覚悟がきまる

このチェックうリストは実際に国際結婚をしている私が、国際結婚の失敗例を経験者にインタビューしながら作成しました!

失敗例のインタビュー記事はこちら

私自身も一昨年にアメリカ人と結婚しましたが

周りの反対もあり、このまま結婚して良いのかと悩んだことがありました。

そんな時にこんなチェックリストがあったらよかったのにと思う気持ちも込めてこの記事を書いています。

交際結婚と一言で言っても環境によっては当てはまらない項目もあるかもしれません

自分たちに当てはまる項目だけをピックアップしてチェックしてくださいね!

目次

国際結婚を失敗しない為のチェックリスト8選

今回は国際結婚特有の結婚に失敗しないためのチェックポイントを書き出していきます。

 言葉の壁は大丈夫か?

国際結婚ではほとんどの場合、言葉の壁があって当然です。

お互いが日常生活で使う言葉に不安はありませんか?

どちらかの言葉だけを使っていると、母国語ではない方にストレスがかかり続けることもあります。

夫婦で使う言葉に壁があったとしても、愛があれば大丈夫。

それは本当です。私達も今でこそ、ほとんど英語で会話していますが、

付き合った当初の私の英語力なんて、中学生レベルでした。外国語の学習に一番役立つものは愛だと本気でおもっています。

国際結婚ではどちらの国に住むにせよ育った環境ではない方の負担が大きくなります。

特に結婚となると、

  • 相手の家族や友人との会話
  • 病院や役所など大事な場面での会話
  • 育った国ではない場所での仕事で使う言葉
  • 子供の幼稚園や小学校での会話
  • 家や車の購入、税金、支払い、契約事等の大切な書類

大切な場面で自分の言葉が通じない。又は、相手の言っている言葉がわからない。

という状況に直面します。

特に日本で暮らす場合には英語で通じる部分はあまりにも少なく、英語ができる人も海外に比べたら圧倒的に少ないです

私の夫も日本語はある程度できますが、

病院に行くときや役所に行くとき、

大切な契約事には今でも私が同伴しています。

主人に嫌な思いや恥ずかしい思いをさせたくないという気持ちからやっていることですが、結果的に二人のためになっていると思います。

例えば病院では、病院に行ったのになんの病気か、もらった薬はなんなのかも100%理解せずに帰ってくることになるからです。

大切な書類や、税金、支払い等も難しい言葉がたくさん出てきますので、

育った国に住んでいる方がする事が多いでしょう。

言葉の壁とは、夫婦間の会話だけではなく上記のような部分も全て含めて言葉の壁と表現しています。

相手の国で生活する側には、言葉かわからなくて苦労したり、恥ずかしい思いをする事があるという言葉の壁。

自分の育った国で生活する側には、慣れない環境で相手が頑張ってくれている相手の気持ちや状況に寄り添い、一緒に乗り越えて行かなくてはならない言葉の壁

そんな部分まで想像して自分達なら大丈夫と思えるかどうか。

面倒だと思わずに、一緒に言葉の壁を超えていける覚悟がある二人なら、

きっと大丈夫です。

異国で暮らし続ける覚悟はあるか?

国際結婚する事になれば、どちらの国に住む事になるか決めていますか?

はたまた二人とも育った国ではない国で暮らす計画を立てているかもしれません。

国際結婚では、どこの国に住むにせよ、最低でも二人のうちのどちらかは育った国とは違う国に住む事になります。

私はこの記事を日本語で日本人向けに記事を書いています。

日本は海外と比べたら

清潔 安全 親切

のレベルが高く、本当に暮らしやすい国ですよね。

海外旅行に行けば、何もかもが新鮮で楽しく思えますが、生活となればまた違ってくるでしょう。

日本を出て言葉も文化も肌の色も全て違う国で暮らしていく覚悟、貴方にはありますか?

結婚して日本に住むことを決めていたとしても、仕事の関係や、子供が産まれたり、将来的に義理の家族のケアへ行かなくてはならない時など、

相手国へ引っ越しする可能性は大いにありえますので、相手の国に住むイメージもしておく必要があります。

そのためにも相手国をきちんと知る必要があります。

暮らすとなれば、

  • 家賃や物価
  • ビザの取りやすさ
  • 収入の相場
  • 税金関係
  • 医療費や保険関係
  • 自分にできる仕事はあるのか
  • 犯罪率や銃社会かどうか
  • 衛生観念の違い

このくらいは最低限知っておいた方が良さそうです。

その上で二人ならどこへ行っても大丈夫。

助け合って生きていけるという覚悟があるのならば、この項目も問題ないですね。

きっと大丈夫です。

 金銭感覚は大きくずれていないか?または話し合えるか。

金銭感覚は人それぞれで、国際結婚でなくとも大切になってくる部分です。

日本では、旦那さんのお小遣い制も珍しくはありませんが、

海外の方からしたら、子供扱いをされていると感じてしまうこともあります。

また、ある国では貯蓄をするという概念が無く、その月に稼いだお金は全て使ってしまって、残ったら投資に回すという考え方もあります。

育った環境や、性格によってもちろん変わってくることですが、

大切なのは二人の意見が合っていて、その方法で未来も大丈夫と思えるということ。

普通とか常識とか一旦忘れても良いです。

二人でルールを作って、それに向かって生活していけるかが大切になります。

もちろん結婚生活において、お金が全てではありません。

ただし金銭感覚がズレているとストレスが溜まってしまったり、将来に不安を覚え続ける事になりねません。

金銭感覚についての話し合いができる。

将来のお金に対する考え方が大きくズレていない、もしくは話し合って理解していける。

というのであればこの項目も大丈夫でしょう。

家族や友人とのコミュニケーションも頑張れるか?

言葉の壁の部分でも少し触れましたが、

相手の家族や友人が使っている言葉は自分達が普段使っている言葉とは違う場合があります。

そうなると言葉でのコミュニケーションが難しく、疎外感を感じてしまう事もあります。

子供が産まれればそれも顕著になり、子供には相手の国の言葉も教える必要があるかもしれません。

友人関係でも同じです。

相手の友人関係の集まりに行っても、何を話しているかさっぱりわからないという事が起こる可能性もあります。

それでも相手にとっては大切な家族や友人。

やはりコミュニケーションを取ることを頑張る必要がでてきます。

どのように頑張るかは置かれた状況次第ですが、

その場に応じた適応力とバイタリティが必要になってくるでしょう。

相手にとって自分の家族や友人との関係でも同じ事が言えます。

乗り越えるにはお互いの協力が必要不可欠。

二人で手を取り合って乗り越えていける自信があるのなら、この項目もクリアです。

きっと大丈夫。

借金はないか?海外の多額の奨学金に注意

借金の問題も結構前にクリアにしておく必要があるでしょう。

これは私の体験談ですが、

お相手がアメリカ人でアメリカの大学を出ているか場合、

裕福な家庭環境で育っている場合を除いて多額の奨学金を持っている事があります。

奨学金とっても、日本とは比べ物にならない金額に加えて平均して7%にもなる高い年利がかけられています。

奨学金の支払いが残っている場合は、

  • 残金はどのくらいあるのか
  • 年利はどれくらいなのか
  • 月に何万円の支払いで、あと何年間支払うのか

奨学金でなくとも借金があると日本では住宅ローン組みにくくなるなどの弊害もあり、

何より生活が苦しくなってしまってはせっかくの結婚生活に影を落とすことになるかもしれません

結婚となるとお金の問題は大切なことですよね

結婚前にきちんと話し合うことをお勧めします

借金があってもお互いにきちんと話し合い納得した上で結婚を決めるのであれば

きっと大丈夫。

夫婦の将来像の話し合いはできているか?

夫婦の将来像も人それぞれです。結婚前に話し合いが必要だと思う項目は

ポイント

  • 子供は欲しいか
  • 家は欲しいか
  • 仕事はどこまで頑張りたいか
  • 家計管理はどうするか
  • お互いの家族との関係性はどうしていきたいか

 

二人の関係性の項目

  • 自分の時間はどれくらい欲しいか
  • どんな風に歳を重ねていきたいか
  • 週末はどんな風に過ごしたいか

 

国際結婚特有の項目

  • どこの国で暮らしていきたいか
  • 将来的には自分の国へ帰りたいのか
  • 永住権を狙っていくのか
  • ビザはどうするのか
  • お互いの名前はどうするか(苗字をかえるのか)

このくらいかなと思いますが、人それぞれ必要だと思う項目は違うと思いますので、

これをベースに結婚前にお互いに書き出してとことん話し合ってみることをオススメします。

ちょっとした意見が合わなくても、お互いに歩み寄り、話し合いで解決できるなら理想的な夫婦になれることでしょう。

それができるなら、この項目もきっと大丈夫。

ずっと自立していけるか?

日本でも共働きが普通になりつつある今日この頃ですが、

海外、特に欧米ではとっくの昔から当たり前です。

アメリカでは、子供を産む時でも出産ギリギリまで働き、生まれてからも8週間ほどで仕事に復帰するそうです

日本では、共働きでも出産から短くても一年間は育休を取る人が多いと思いますが、

世界はそんなに甘くないですね。

少し脱線しましたが、国際結婚の場合専業主婦という選択肢はほとんど無いのでないかという事です。

私の周りの国際結婚している方々も、皆さん共働きで、夫婦共にバリバリ稼いでいる方が多くいます。

日本ではまだまだ、大黒柱の旦那様と、それを支える奥様という構図があるとおもいますが、

国際結婚ではそんな事はなく、常にイコールな関係である事を求められる傾向にあります。

特に日本人女性と外国人男性の結婚で日本で働く場合、

外国人の男性の仕事が思うようにいかない可能性もあります。

まだまだ日本では外国人の立場が弱い部分もあり、正社員で雇ってもらえないとことも多いと聞きます

そんな時でも共働きなら二人のうちのどちらかが働いていれば暮らしていけます。

国際結婚ならではの収入や立場の処遇への不安があるかもしれませんが、

二人とも自立した上で支えあうという覚悟があれば

この項目もきっと大丈夫です。

お互いの尊敬の気持ちを持ち続けられるか?

育った国や環境が違う相手は出会った頃には全てが刺激的で楽しいものです。

ただ、お互いに一緒にいる時間が長くなってくると、

なんでわからないんだろう?

どうしてこんなこともできないの?

といった気持ちが出てくることもあります。

日本人同士であれば、

普通常識で通じる問題が、

国際結婚であれば、一から説明しないといけないこともあります。

人間は誰しもが自分の物差しで人を測ってしまいがちですが、

国際結婚ではその物差しを一旦捨ててしまうか、大きく作り直す必要が出てくるかもしれません。

それくらい、あなたの普通や常識は世界全人類の普通や常識ではなく、

誰しもに言わずに伝わるという事は無いのです。

どんな素晴らしい相手でも、伝えても、話し合ってもうまくいかない事が出てくるとおもいます。

そんな時に最後に必要になるのが、

相手を尊敬し続ける気持ちを持てるかどうかです。

相手にイライラしてしまっても、

説明や通訳が面倒だと感じてしまう時でも、

相手への尊敬の気持ちがあれば、乗り越えられるはずです。

 まとめと考察

今回私がこのチェックリストを作ったのは国際結婚を考えている人たちに良い結婚をしてほしいと言う願いからです。

自分が国際結婚をすると言う道を選んだ時にもたくさんの反対意見や心配の声が上がりました。

しかし結局自分の人生を決めるのは自分です。

国際結婚における責任も障害も自分たちでクリアにしていかなければなりません。

自分達のした決断に最後まで責任が持てるように、結婚前にしっかり話し合ってほしい項目をまとめました。

私は、今悩んでいる方々の力になりたい。

自分が悩んできたことと同じ悩みを持っている方々を応援したいと思っています!

最後になりますが結婚てほんとにいいものです。

私はアメリカ人の夫と結婚して人生最良の日々を過ごしています

もちろん、障害や壁にぶち当たることは日常です。

それでも、自分の結婚に後悔をしたことはありません。

この記事を読んでくださった方々にもその素晴らしさを体験してほしい。

 

もっと言うと、仲間が欲しいです!

国際結婚した物同士、分かり合えることもあるとおもいます!

 

何か意見や感想。

仲間になりたい!という心優しい方がいらっしゃいましたら、

コメントやメッセージ心よりお待ちしています!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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  • この記事を書いた人

せんり

1990年生まれ 関西在住 2019年にアメリカ人と結婚。 今は仕事を続けながら 優しい旦那様と妊活をしています 実際の経験をもとに国際結婚と妊活のリアルなお悩みと体験談を発信していきます。

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